TOYO動楽メール


動楽道免許皆伝 其ノ八
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さて、大勢の方がご回答くださった前回のタイヤ空気圧のアンケート!
ご協力ありがとうございました。

気になるアンケートの結果ですが…
スペアタイヤの空気圧をチェックしたことのある方が、全体の30.1%。
パンクの経験がある方が73.0%。スペアタイヤを「自分で装着できる」または「多分できる」とお答えの方が、合わせて88.3%でした。

ここでクイズです!

タイヤ空気圧のチェックの間隔は、どの答えが一番多かったでしょう?

 1)1ヵ月ごと
 2)2〜3ヶ月ごと
 3)4〜6ヶ月ごと
 4)したことがない

今回は「自分のクルマの適正空気圧は?」「空気圧によって燃費が変わるか?」など、空気圧がタイヤやクルマに与える影響もふまえて具体的に解説します!




正解は
2)の「2〜3ヶ月ごと」(34.7%)です。

ちなみに「チェックしたことがない」とお答えになった方は、11.8%。
やはり、空気圧に関心の高い方が多いんですね!





自分のタイヤの適正空気圧、知っていますか?
ほとんどのクルマは、運転手側のドアを開くと内側に適正空気圧の表示が貼ってあります。 この適正空気圧は、自動車メーカーが設定したもので、標準のタイヤで最も安全・快適に 走れる空気圧の数値です。



自分のタイヤの適正空気圧を覚えておくと便利ですが、少なくともどこに表示されているかぐらいは必ず確認しておきましょう。



空気圧によって燃費はどう変わる?
前回のアンケートでも、空気圧によって燃費がどう違うか、というご質問が結構ありました。

一般的に言って、空気圧が低いよりも高い方がタイヤの転がり抵抗は少なくなり、燃費は良くなる傾向にあります。

しかし、むやみに空気圧を高くしても燃費は向上しません。
クルマは適正空気圧の時に、最もスムーズに走行できるようになっています。

空気圧が高すぎるとハンドルの応答性が悪くなったり、加減速の滑らかな運転をするためのアクセルコントロールが難しくなります。その結果、不要な加速や減速のの回数が増えて、ガソリンを余計に消費してしまうことになるのです。

タイヤの転がり抵抗がクルマの燃料消費に寄与するのは10%といわれていますから、低燃費運転の秘訣は、無理無駄のない操作をすることなのです。



空気圧が高すぎるとタイヤの変形が少なくなり、乗り心地が悪くなって、ひどい時はタイヤの異常摩耗を引き起こしたりホイールを破損することもあります。適正な接地面積を得られないので、ハンドリング性能も低下します。

空気圧が低すぎる場合は、「免許皆伝 其ノ七」でも書きましたが…最悪の場合、バーストにつながる危険があります。

タイヤ空気圧と摩耗寿命の関係を見ても、最適な空気圧があることが分かります。



やはり空気圧は低すぎても、高すぎても良い影響はない、ということですね。逆に言えば、適正空気圧とは、タイヤの最高の性能を引き出すための空気圧なのです。





読者からの質問コーナー

Q:タイヤに窒素を勧められたんですが何がいいんですか?
(大阪府 Kさん)
窒素は不活性ガスという部類に属し、酸素に比べると分子の動きが遅く、ゴム分子の格子の間を通過しにくい性質があります。

タイヤ内部の空気は、微量ですがゴム分子の隙間に入り込んだり、くぐり抜けたりします。
酸素は窒素に比べると活性で、動き易いためゴムを通過しやすいと言われているのです。
タイヤ内部の空気を全部を窒素にすると、大気中に20%含まれていた酸素の分が通過しにくくなるので、空気圧の低下が少なくなると言う訳です。

その他にも、化学反応しやすい酸素がないので、引火して火災になりにくいというメリットもあります。

toyo−tire.comの「何でもタイヤQ&A」のコーナーでも詳しくご紹介しておりますので、ご覧ください。
http://toyotires.jp/tire/tire_07.html



Q:まだ自分一人の運転中に一度もパンクしたことがないのですが、その時は、あせらないようにどういう対処をしたら良いか、わかりやすく教えて下さい。
(兵庫県 Kさん)
空気圧を正常に管理していれば、突然タイヤが破裂して運転できなくなるようなことはありません。 またパンクの場合は徐々に空気が抜けていきますから、ブレーキを掛けて路肩に止める程度の余裕は十分にあります。落ち着いて対応しましょう。

後輪のパンクの場合、ハンドルを切った時のクルマの挙動がいつもと違い、反応が遅れたり揺り戻しがあったりします。さらにタイヤの走行ノイズにも変化があります。こもった音質が耳につくようならパンクを疑って、クルマを安全な場所に止めて確かめます。

パンクの発生頻度からすると前輪は後輪よりも少ないのですが、前輪の場合は直進時に左右どちらかにハンドルをとられる感じがするので、すぐにパンクに気が付きます。直進路がない時は、ハンドルがいつもより重いとかハンドルを切る量が多いといった明らかな変化があります。タイヤ交換できる安全な場所にゆっくりとクルマを移動しましょう。