ラべリング(表示方法)制度について

「低燃費タイヤ」は、このマークが目印です。

「低燃費タイヤ」は、このマークが目印です。

「低燃費タイヤ」等のラベリング制度とは、一般社団法人 日本自動車タイヤ協会が業界自主基準として策定したグレーディングシステム(等級制度)です。車の燃費に影響するタイヤの転がり抵抗と安全性能に直結するウェットグリップ性能を基準化して一定の基準を満たしたタイヤを“低燃費タイヤ“と認定し、低燃費タイヤ統一マークが記されます。

ラベルでわかる低燃費タイヤ

ラベリング制度の詳細な仕組みについては、一般社団法人 日本自動車タイヤ協会のホームページをご覧ください。グレーディングシステムに関する詳細なデータはタイヤ公正取引協議会に届け出ております。

  • ※転がり抵抗とは走行中にタイヤが損失するエネルギーであり、転がり抵抗係数はタイヤへの荷重に対する転がり抵抗の比率です。
  • ※転がり抵抗係数は、ISO 28580 を用いて測定します。転がり抵抗係数は無次元ですが、前述の表では慣例的な単位として“N/kN”(転がり抵抗(N)÷荷重(kN))で表しています。
  • ※ウェットグリップ性能は路面が濡れた状態でのタイヤのグリップ力(制動時のグリップ力)であり、ISO 23671 に基づき基準タイヤ対比によるウェットグリップ指数を算出し、前述の表では100倍して表しています。
  • ※転がり抵抗及びウェットグリップ性能は、空気圧や溝深さ、及び使用条件等によって異なります。
  • ※タイヤの転がり抵抗の低減は、一般的には車両燃費の改善に寄与しますが、その低減幅は実車燃費の改善率を示すものではありません。



「低車外音タイヤ」は、このマークが目印です。

「低車外音タイヤ」は、このマークが目印です。

2023年1月よりタイヤの騒音問題に配慮し道路沿線環境の向上に寄与するため、車外通過騒音性能についての業界自主基準※1が制定されました。
乗用車用タイヤ、小型トラック・バス用タイヤ、トラック・バス用タイヤそれぞれに定められた基準※2を満たしたタイヤを低車外音タイヤと認定し、低車外音タイヤのアイコンがカタログやWeb並びにタイヤ販売店の店頭で表記されます。

  • ※1一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)により自主基準として制度策定されました。
  • ※2基準値はUN R117-02のものを採用しており、これを満たすタイヤには「低車外音タイヤ」であるアイコンを表示できます。
    UN R117-02とは、欧州経済委員会(United Nations Economic Commissions for Europe = UNECE)において策定された技術基準です。

ラベリング制度の詳細な仕組みについては、一般社団法人 日本自動車タイヤ協会のホームページをご覧ください。ラベリング制度に関する詳細なデータはタイヤ公正取引協議会に届け出ております。

  • ※スノーフレークマーク刻印タイヤ、エクストラロード規格タイヤ、リインフォースド規格タイヤの詳細はこちらをご参照ください。
  • ※3トラクションタイヤとは、さまざまな状況において力の伝達を最大にするために、主に車両のドライブ軸に装着することを意図した小型トラック・バス用タイヤ又はトラック・バス用タイヤです。
  • ※4スノータイヤとは、主として、そのトレッドパターン、トレッドコンパウンド又はトレッド構造が、降雪条件下で、車両走行を開始又は維持する能力においてノーマルタイヤよりも優れた性能を発揮するように設計されたタイヤです。(タイヤのサイドウォール部には、「M+S」、「M・S」、「M&S」、又はこれに準じた表示が刻印されています)。