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走れ!タイヤくん

第16回 タイヤも「衣替え」の季節です

シリカ(※1)の配合に代表される最新技術の採用により、この10年あまりでスタッドレスタイヤの性能は飛躍的に向上しました。
雪国でなくても、冬になるとスタッドレスタイヤに「衣替え」して、ふだんの街乗りからウインタースポーツのための移動まで、スマートにこなしているドライバーを多くみかけます。

季節でタイヤを履き替える時代なのです

スタッドレスタイヤとは、雪道や氷雪路はもちろん、乾燥路でも走れる冬場における一種の万能タイヤ。雪が降る前にスタッドレスタイヤを装着して、雪が溶けたら夏タイヤを使う。そんなカーライフスタイルが、可能になっているのです。天候や路面状況にもよりますが、スキー場の行き帰りでのチェーンの着脱という手間からドライバーを解放してくれるのです。

遠めには黒くて丸く普通の夏タイヤと同じに見えるスタッドレスタイヤ。どうして雪道や氷雪路でもクルマを走らせることができるのでしょうか?【TOYO TIRES】のスタッドレスタイヤの「性能」について見てみましょう。

● 吸着ナノゲルゴム・NEO吸水クルミックスゴム

凍結した路面で滑るのは、タイヤと路面の間にあるミクロの水膜が原因。
そこで、【TOYO TIRES】のスタッドレスタイヤには「吸着ナノゲルゴム」と「NEO吸水クルミックスゴム」が採用されています。コンパウンドに配合された「吸水カーボニックパウダー」が瞬時に路面のミクロの水膜を吸い取ります。そしてその水分は、タイヤの遠心力によって後方に飛ばされるという仕組みです。

● しなやかに路面に密着する

アイスバーンは、ミクロの視点から見るとでこぼこしています。でこぼこしている分、タイヤの接地面積が少なくなるので滑りやすい。
そこで「NEO吸水クルミックスゴム」にはシリカ(※1)、「吸着ナノゲルゴム」にはナノゲル]という物質を配合し、常に柔らかさを保ち路面により密着するようになっているのです。

● 「クルミ」でひっかく

さらにさらに、【TOYO TIRES】のスタッドレスには「クルミ」が入っています。
クルミのなかでも硬度の高い「鬼クルミ」を微粒子状にしてタイヤの表面に仕込んであるのです。名付けて「つぶデカ鬼クルミ」。アイスバーンに対して、このクルミがいわばスタッド(鋲)のように機能するわけです。

クルミは「氷よりも硬いがアスファルトよりは柔らかい」という性質をもつ天然素材。たとえ乾燥路を走ったとしても、アスファルトを傷つけて粉塵をまき散らすということはないので安心です。

先進のミニバン専用スタッドレス

ミニバン(※2)に乗っていて、スタッドレスタイヤへの「衣替え」をお考えの方に朗報です。
【TOYO TIRES】から、ミニバン専用スタッドレスタイヤ「ウィンタートランパスMK4α」が2011年、誕生しました。

さて、タイヤをどこにしまいましょう

タイヤの衣替えをするには、夏タイヤをきちんと保管しておく必要がありますね。服をしまうように「タンスに○○」といっしょに引き出しに、というわけにはいきません。タイヤの保管にはいくつかポイントがあります。

何でもタイヤ講座:Q6.タイヤの保管のポイントは?

(2016年9月改訂)

(※1)シリカ
元素記号SiO2。微粒二酸化ケイ素のこと。

(※2)ミニバン
車高が高く室内が広いクルマの型。ファミリーカーとして普及している。詳しくは、「初心者必見!カーライフ講座:Q8」を参照。



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