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何でもタイヤ講座

Q12

クルマを購入してから、一度もタイヤを交換したことがありません。
タイヤは、何年くらい使えるものなのでしょうか?寿命はありますか?

A12

タイヤにも寿命があります。
タイヤ交換の時期は、スリップサインとゴムの劣化を指標にすると良いでしょう。

スリップサインをチェック

タイヤの溝もし、タイヤに溝がなければ、濡れた路面ではツルリと滑ってしまいます。溝は、タイヤと路面の間に溜まる水を吐き出す、いわば排水溝の役割を果たしているのです。このようにとても大事な溝ですが、使っていくうちに少しずつ擦り減って浅くなってきます。

一般的に、新品のタイヤでは7〜9ミリ程度の深さがある溝ですが、擦り減って1.6ミリになると、スリップサイン(※1)と呼ばれる目印がタイヤに現れます。

スリップサイン(※1)が出たタイヤを使うことは、法律で禁止されています。たとえ、一部分だけスリップサイン(※1)が現れた場合でも同じです。新品のときと比べて7割以上、溝が減る前にタイヤ交換を考えましょう。

ゴムの劣化をチェック

それほどクルマに乗ることのないという方は、スリップサインが現れることもなく、タイヤの溝が残っているかもしれません。
しかし、古くなった輪ゴムを想像してみてください。ひっぱると、ぷちん…と切れてしまいます。これは、ゴムの劣化(※2)によるものです。輪ゴム同様、タイヤ表面のゴムも少しずつ劣化します。タイヤの表面ひび割れができていたら要注意!

また、タイヤが新しくても、指定空気圧(※3)を下回っている場合など、ひび割れする場合がありますので、注意しましょう。

保管に気をつけてタイヤを長持ちさせよう!

保管場所や保管方法を間違えるとタイヤの寿命が縮んでしまいます。
人間が力を抜いてリラックスするように、ゴムやコードの緊張状態を和らげるため、保管時には空気圧を1/2程度にしてタイヤの緊張をほぐしましょう。
タイヤの保管場所は直射日光、雨及び水、油類、ストーブ類の熱源及び電気火花の出る装置に近い場所などを避けて保管してください。

(2010年10月改訂)

(※1)スリップサイン
タイヤの主溝にある一段高くなっているところ。詳しくは「何でもタイヤ講座:Q2」を参照。

(※2)ゴムの劣化
経年変化によってゴムが弱くなること。劣化が進むと、クラックと呼ばれる「ひび割れ」がタイヤ表面にできる。

(※3)指定空気圧
クルマごとに決められた新車装着タイヤの場合の空気圧のこと。詳しくは「何でもタイヤ講座:Q4」を参照。



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