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何でもタイヤ講座

Q18

タイヤを長持ちさせるには「ローテーション」が良いと聞きました。
タイヤのローテーションって何ですか?

A18

タイヤのローテーションとは、装着されているタイヤの取り付け位置を
入れ替える作業のことです。ローテーションを行うことで、摩耗が均一化され、
タイヤが長持ちします。

なぜ、タイヤは摩耗するの?

タイヤは、走る・曲がる・止まるなどのクルマの基本動作を繰り返して摩耗します。摩耗はタイヤがしっかりと役割を果たした証拠ですが、摩耗の仕方や進み具合はタイヤの装着位置によって違ってきます。

ローテーションが必要な理由とは

タイヤは4輪全てが均等に摩耗しません
前輪駆動のFF車(※1)はフロントタイヤ、後輪駆動のFR車(※2)はリアタイヤの摩耗が早く進みます。一般的に、フロントタイヤはショルダー部分、リアタイヤはセンター部分で摩耗が進みやすく、特にFF車では、フロントタイヤに制動力・駆動力、コーナリングの力が集中的に働くために、リアタイヤの2倍以上も摩耗が進みます。
そこで、タイヤを均等に摩耗させるために、タイヤの位置を入れ替えるローテーションを行いましょう。ローテーションを行うことで、摩耗が均一化され、タイヤが長持ちします
また、タイヤの回転方向が原因で偏った摩耗の場合、発生した時点でローテーションを行うことで、偏った摩耗の進行を防ぐことができます。

ローテーションを行う時期

加減速が多い場合や、コーナーの多い山道を走ることが多い場合は、摩耗が早く進みますので、早めにローテーションを行います。
また、スタッドレスタイヤから夏タイヤへの履き替え時期にローテーションを行うと、タイヤ交換も一度に済むので効果的です。

ローテーションの方法

ローテーションは、フロントタイヤとリアタイヤの入れ替えになりますが、方向性パターンのタイヤやタイヤサイズが前後で異なる車種(※3)では、ローテーションの組み合わせが限られます。

※下記の図は一般社団法人 日本自動車タイヤ協会による一例で、一般タイヤ(非対称及び対称パターン)の場合です。
使用状況によって適切なローテーションは変わりますので、詳しくは専門店にお問い合わせ下さい。

4本でのタイヤ交換

5本でのタイヤ交換

同一サイズの
スペアタイヤがある場合は、
必ず5本で位置交換

FF車 FR車及び4WD車

ローテーションを行う場合は、仮装着するスペアタイヤが必要になります。タイヤの摩耗状況をよく考慮して、1輪のタイヤをスペアタイヤと入れ替え、次に別のタイヤと最初に外したタイヤを入れ替えるという、作業を繰り返していきましょう。
ローテーションの作業は、ガソリンスタンドやカーディーラー、タイヤショップなどの専門店で行ってください。

【参考】
「何でもタイヤ講座:Q8.タイヤの交換方法を教えて!準備篇」
「何でもタイヤ講座:Q9.タイヤの交換方法を教えて!実践篇」

(2011年10月改訂)

(※1)FF車
コンパクトなボディーで安定した走行が特徴。前輪の負担が大きい。

(※2)FR車
大型車やスポーツカーに多い。操舵は前輪、駆動は後輪と機能を分担している。

(※3)タイヤのサイズが前後で異なるような車種
大きなエンジン出力を受け止めて運動性能を高めるために、リアタイヤがフロントタイヤよりも太くなっているクルマ。国産車では、日産のフェアレディZなど。



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