タイヤQ&A

Q.タイヤの寿命とは

スリップサイン

スリップサイン(法令で残り溝1.6mm以下)まで摩耗したタイヤで走行することは禁じられています。

またタイヤは使用条件によって経年劣化や疲労度合いが変わるため、長期間(5年以上を目安)使用した場合タイヤの点検をお薦めします。

外観上使用可能のように見えたとしても製造後10年経過したタイヤ(含むスペア)は、新しいタイヤに交換されることをお勧めします。

タイヤ溝の点検

タイヤは路面と摩擦することにより、諸機能を発揮しています。その結果として、タイヤは摩耗します。タイヤトレッドの摩耗が進行し、残溝が減少すると、ウェット路面での制動性能の低下、横滑り、ハイドロプレーニング現象の発生、旋回性能の大幅低下など操縦性能や安定性能が悪くなり危険です。そこで、残溝不足のタイヤは速やかに取り替えることが必要です。

タイヤ摩耗のデメリット
グリップが悪くなる
  • 雨の日に制動距離が伸びる。
  • スピンの危険性が増す。
  • ハンドリングが不安定になる。
排水性が悪くなる ハイドロプレーニング現象発生の危険性が増す。
乗り心地が悪くなる エンベロープ性能が極端に悪くなる。

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